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コーヒー店で聞くイタリア語


最近のフランチャイズ・コーヒー店の流行に伴い、本物のイタリアン・コーヒーやイタリア風アメリカンコーヒー等々を出すお店が増えてきましたが、コーヒーの名前に創作的な名前や発音が多く、イタリア語にとっては残念な状況です。
イタリア語源の外来語は、古くは音楽用語に見られる様に、英語とは異なり比較的正確に日本語の中で使われてきています。
理由はご存知の通り、イタリア語の発音が安定した明確な音を持つ5つの母音を基礎としており、子音も比較的日本語と共通性が高く、要は日本人にとって発音し易い言葉だからです。
にもかかわらず、以下のようなケースが目に付きます。

「マキアート」 (「マッキアート」の方が近いでしょう)
「ラテ」 (「ラッテ」の方が日本語にも馴染むでしょう)
「コンパナ」(「コンパンナ」でしょう。一時、パンナコッタが流行ったではありませんか)

更には、「アイスラテ」なる名称(にも関わらず、アイスミルクではなく、「アイスカフェラッテ」を意味している様です)も飛び出して、意味さえも変わってきました。
フランチャイズの本拠がアメリカであったりと、それなりの理由はあるのでしょうが、大手フランチャイザーには、その影響力の大きさから、ことばの文化にも責任を持って頂きたいものです。10年後、20年後に外来語として定着する言葉が、より原語に近いものであって欲しいと考える次第です。

尚、筆者も大手のフランチャイズ店を度々利用しており、そのコンセプトには大変満足している事は付け加えておきます。もうひとつ、本格的なイタリアンコーヒーを飲むなら、セガフレッド・ザネティがお薦めです。

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